2013.08.15.

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福岡県・長崎県「蚊に刺されるな」:日本脳炎・注意報!

 福岡県は、人への日本脳炎の感染の危険性が高まっているとして、「蚊に刺されないようにしてほしい」と注意を呼び掛けている。

 日本脳炎は、ウイルスを持った蚊に刺されることによって感染する。昨年は全国で2人の患者が発生し、うち1人は福岡県内だった。

 県は、ウイルスに敏感で感染蔓延まんえんの指標にされる豚を調査。

 8月6日に採血した10匹全てが日本脳炎に感染していたため、注意喚起を出した。

予防策として
▽十分な栄養をとり、過労を避ける
▽子どもは予防接種を受ける
――を挙げている。


【長崎県】日本脳炎に注意しましょう。(注意報発令中)

 長崎県では日本脳炎の流行予測を目的として、毎年7月〜9月の間に日本脳炎ウイルスの主な増幅動物であるブタ(県内産肥育ブタ)のウイルスへの感染状況を各回10頭ずつ8回(計80頭)、調査しています。

今回、7月23日(3回目)に調査した10頭のうち、2頭のブタから日本脳炎ウイルス遺伝子、また別の2頭から日本脳炎ウイルスに対するIgM抗体が検出されました。

日本脳炎はウイルスに感染したブタを吸血した蚊によって媒介され、ヒトに感染することから、日本脳炎が発生しやすい状況にあると考えられます。本県では平成22年(諫早市)、平成 23年(諫早市・五島市)と2年続けて患者が発生しています。今年は例年より2週間も梅雨明けが早く、最近までほとんど降雨がなかったことから、ブタへの感染率の立ち上がりが例年より遅れているようです。これから本格的な流行シーズンとなりますので十分注意が必要です。

 日本脳炎は日本脳炎ウイルスによって起こるウイルス感染症です。人にはこのウイルスをもっている蚊、主にコガタアカイエカに刺されることによって感染します。患者発生は西日本に多く、蚊の発生時期である夏から秋にかけて報告されています。なお、人から人に感染することはありません。また、感染者を刺した蚊に刺されても感染することはありません。

 潜伏期間は5〜15日で、数日間の高熱、頭痛、嘔吐、めまいを発症し、重症例では、意識障害、けいれん、昏睡などがみられ、マヒ等の重篤な後遺症が残る可能性もあります。

 予防にはワクチン接種が有効です。特異的な治療法はなく、一般療法・対症療法が中心で、肺炎などの合併症の予防を行います。また虫除けスプレーや長袖などを着て、媒介する蚊(主にコガタアカイエカ)に刺されないような工夫が大切です。


厚労省HP 日本脳炎ワクチン接種について
 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou20/annai.html