2013.09.10.

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マレーシア:燃料費高騰&労働力不足!

住宅価格10%上昇の見込み!

不法滞在者の全国一斉取締を開始!

国内不法労働者の合法化・一部許可へ!


 政府が9月3日付けでレギュラーガソリン「RON95」とディーゼル油の価格を1リットル当たり20セン値上げすると決め、建材価格の上昇や外国人不法滞在者に対する全国規模の一斉取締活動による労働者の不足も住宅価格の高騰を招く要因になっていると指摘している。

 不動産・住宅開発業者協会によると、建設現場で取締活動が行われることで、合法で就労している労働者までも取締を恐れ出勤しない事態となっており、それが工事の遅延につながっている。期日まで完工するため労働者確保にコストがさらにかかる上、期日までプロジェクトを完成できない場合は損害金が課せられるという。燃料価格の引き上げは、100種以上に上る建設業のサプライチェーンに影響を与えると見込まれている。

 マレーシアで外国人不法滞在者に対する全国規模の一斉取締活動が9月1日に開始され、出入国管理局や警察、民間防衛局、自警団(RELA)、国民登録局(NRD)、自治体など13万5,000人あまりが参加。初日だけで1,598人の不法滞在者を検挙した。

 同取締活動「6P Bercepadu」第1期は、年末まで実施される。
▽登録▽合法化
▽恩赦▽監督
▽取締り
▽本国送還
-------の6つからなる外国人不法滞在者を減らすための合法化及び特赦からなる包括的プログラムはマレー語の頭文字をとって「6P」とよばれ、2011年8月に開始。これまでに200万人と推定される不法滞在者のうち130万人がすでに登録を行なっており、今回の大規模摘発では残り70万人の未登録者とそれらの雇用主が対象となる。

 出入国管理局は、大規模摘発活動により40万人の不法滞在者及び4万5,000人の雇用主の摘発を見込んでいる。拘束された不法滞在者は本国送還処分となり、不法滞在者の雇用主は罰金5万リンギ以下もしくは禁固5年以下の罰則が科される。

 マレーシアのアハマド・ザヒド・ハミディ内務相は、1日に開始した外国人不法滞在者に対する全国規模の一斉取締活動による労働者不足に陥っているとして、不法労働者の合法化を一部許可すると明らかにした。8日までに検挙された不法滞在者は5,000人に上った。

 内務省は、外国人労働者が必要だと認めた業種を対象に、合法化を認める。雇用者が外国人従業員の登録を行うための機関を設ける計画だ。


 日本も全国的に鉄筋工・仮枠大工等の技能者が完全に不足し、どのように専門職を確保するのか重大な課題となっている。

 東京オリンピックが決まり、極端な東京一局集中になったとき、地方は疲弊していく歯止め策があるのだろうか、、、。