2013.10.03.

中国のミサイル:日本製の電子部品に依存!

日本依存を脱却せよ・中国報道!

中国の「HQ−9」ミサイルにも!


 中国日報は9月29日、このほど国外のネット上で中国の対空ミサイルに日本製の電子部品が使われているとの情報が流れたことを報じ、国防問題上日本からの電子部品輸入依存を脱却することが急務だとする記事を掲載した。

 記事は、中国がこの20年で重工業分野で目覚ましい発展を遂げた一方で、精密な電子部品産業については日本や韓国、欧米から大きく水を開けられており、電子部品や半導体は日本と韓国からの輸入に依存状態であると紹介した。

 そのうえで、ある外国のネットユーザーが、中国の長距離地対空ミサイル「紅旗−9」に日本製のリミットスイッチが、潜水艦にも日本メーカーのレーダーが使われていると画像付きで論じたことを伝えた。

 トルコが中国の「紅旗9型(HQ−9)」長距離地対空ミサイル(輸出型FD2000)の購入を決定したというニュースに世界中が注目する中、ネット上でその画像を見た海外のネットユーザーから「HQ−9には、日本製のAZ8112型リミットスイッチが採用されている」との指摘が上がっていると指摘された。

 環球網は、その国の国防産業は国全体の工業や情報化の能力に根差しており、中国はこの20年でこの分野において目覚ましい進歩を遂げているが、半導体を主とする大規模な集積回路産業、精密電子設備を主とする電子部品産業、新型材料を主とする材料応用・材料加工分野においては、日韓欧米などと巨大な距離が存在すると説明。

また、中国の炭素繊維、電子部品および半導体は長い間、日韓などからの輸入に依存している。禁輸措置がとられれば、想像を絶する事態に陥ることが想像される。われわれは国の産業と経済発展という角度からこの問題をみなければならず、国防安全と国家戦略という側面からこの問題を解決しなければならない。日韓への依存からの脱却が急務となっていると報じた。

 もし中国に主要部品の自前生産整備ができないと「輸出を禁止されたら、どのようなことになるか、想像するだけでも大変なことだ」として、「国家の安全上の欠落店として、中国人に突き付けられた問題」であり、「日韓の産業への依存を脱却することが緊急の課題」という。


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