2013.10.07.

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長崎県:新庁舎の設備発注・区分内容!

11月末には実施設計完了!

九電工・何でも良いから受注させてくれ!


 長崎県は10月2日、 新県庁舎整備に関連する設備工事の発注区分を明らかにした。 整備する4棟のうち、 特に規模の大きい行政棟と警察棟では、 電気設備工事を電力設備と情報通信設備に分離して発注する。


 建築工事は棟別(行政棟、議会棟、警察棟、駐車場棟)の発注とする。行政棟の建築工事のうち、躯体工事については、執務エリアと県民協働エリアの境界で分割して、別の工区(二つの工区)として分割発注とする

 内部仕上げ工事は、ユニット内装工事を分離して発注する。

 設備工事(電気設備や空調設備、給排水衛生設備など)についても、通常の県発注工事と同様に、建築工事から分離して各々発注する。

 電気工事は、行政棟・警察棟では電力と情報・通信に分離する。議会棟、駐車場棟は電気工事1本とする。

 機械は、駐車場棟以外で空調と給排水衛生を分離する。

 外構工事については、実施設計の内容等を考慮し、具体的な発注区分を今後検討する。

●規模
行政棟 RC造8階建 延4万6140u
議会棟 RC造5階建 延6480u
駐車場棟 RC造3階建 1万2255u
警察棟 RC・S造8階建 延2万1850u

●設計(11月末までに完了)
・行政棟・議会棟 
日建設計・松林建築設計事務所・池田設計JV
・駐車場棟
飛鳥・MーPLANJV
・警察棟
山下設計・建友社設計・有馬建築設計事務所JV


<建発表内容>
設備計画
 防災拠点施設としての機能を十分に発揮できるよう、災害発生時のライフラインの信頼性及び途絶対策を考慮した設備計画とします。平常時についても、初期費用や維持管理費、機器の設置や更新に必要なスペースを考慮し、各棟が効率的に運用できるような設備計画とします。

 具体的には、下記の方針をもとに基本設計段階において各機関との協議及び比較検討を進めます。

■ 受電方式 特別高圧(22kV)3回線スポットネットワーク受電方式にて行政棟で一括受電、各棟へ配電

■ ガス引込 都市ガスを中圧導管※2より一括引込、敷地内で各棟へ分岐

■ 上水引込 水道本管より一括引込、敷地内で各棟へ分岐

■ 下水放流 最寄の下水道本管へ放流

■ 通信設備 行政棟・議会棟を一体、警察棟を単独とした回線およびシステム

■ 消火設備 行政棟・議会棟・駐車場棟を一体、警察棟を単独としたシステム

■ 空調熱源 各棟の運転スケジュールや、ゾーニングなどを考慮した上で、省エネルギーと環境負荷低減を実現できる最適なシステム

□ 非常用電源 十分な発電能力を有し、燃料補給なしに72 時間以上の連続運転が可能で、なおかつ燃料補給により1 週間程度の連続運転が可能な非常用発電機を設置
また、サーバーや通信機器などの重要機器用には、無停電電源装置を設置し、非常用発電機が作動するまでの間、内蔵バッテリーにより電力を供給