2013.10.25.

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離島奪還訓練:陸海空3自衛隊・参加3万人予定!

沖縄・沖大東島で上陸訓練!

離島防衛能力向上!


 防衛省は10月23日、沖縄県・沖大東島などで11月1〜18日に陸海空3自衛隊統合の着上陸訓練を行うと発表した。尖閣諸島周辺で領海侵犯を繰り返す中国を念頭に、離島防衛能力を向上させるのが狙い。自衛隊員約3万4000人が参加する。

 同省によると、沖縄本島から約400km離れた沖大東島の米軍射爆撃場で、陸自西部方面普通科連隊(長崎県佐世保市)の隊員がホーバークラフトの揚陸艇「LCAC」で上陸を想定した訓練を実施するほか、護衛艦からの艦砲射撃やF2戦闘機の射撃演習を行う。 

 自衛隊による同射爆場の共同使用は初めてとみられる。日米両政府は自衛隊の米軍基地利用を進めることで合意しており、県内米軍基地を使用した訓練が今後加速化しそうだ。

 自衛隊が米軍基地を使う「共同使用」は在日米軍再編に関する2006年の最終報告で方向性が示されており、陸上自衛隊が米軍キャンプ・ハンセンなどを使用している。

 両政府は今月3日に開いた外交・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)の共同文書にも、南西諸島における自衛隊の態勢強化のため米軍基地の共同使用を進め
ることを盛り込んでいた。

 沖大東島射爆撃場では、離島防衛を主な任務にする陸自西部方面普通科連隊が上陸作戦を模して、海上自衛隊輸送艦に乗り込み、さらに水陸両用のホバークラフト型揚陸艇「LCAC」(エルキャック)で島に近づき、空自戦闘機が実弾射撃したりする予定。

 ただ島の周辺にはサンゴ礁があるため、実際の上陸はしないとしている。

 演習では陸自の地対艦ミサイルを陸自那覇駐屯地や空自宮古島分屯基地に配置する。3自衛隊統合の実動演習は、ほぼ2年に1度の頻度で実施されている。