2013.10.26.

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九電労組:冬の一時金要求見送りへ!

12年度は平均160万円!

ゼロは会社設立以来はじめて!


 九州電力労働組合は今冬の一時金の要求を見送る方針を固めた。九電は原子力発電所の停止で火力用の燃料費が膨らみ、業績不振が続いている。電気料金引き上げへの顧客の反発もなお強いと判断し、労組として身を切る姿勢を示す。経営側は10月31日に発表する2013年4〜9月期決算の内容を踏まえ、対応を決める。

 同労組は今夏の一時金で要求を初めて見送り、支給額ゼロで妥結した。今年5月の家庭向け電気料金の引き上げや4月以降に順次実施している企業向けの値上げに対する反発が強いことや、経済産業省から人件費の削減を求められていることなどに配慮した。

 ただ年間を通じて一時金の支給がなくなると、組合員の生活への影響が大きい。このため、同労組は貸付金制度の拡充など社員の生活支援策を別途求める考えだ。

 九電は12年度に年間で平均約160万円の一時金を支給した。12年度までは年間総額について春に一括交渉していたが、今年度は原発の再稼働時期など業績の不確定要素が多いとして、夏・冬ごとの交渉に変えていた。九電の年間一時金がゼロになれば、1951年の会社設立以来初めてとなる。