2013.11.08.
無人ヘリ・MS−06L:福岡でデモンストレーション!
5kgの荷物・15分間飛べる!
ヘリの直径1m!
小型無人ヘリコプターの開発・製造に取り組む団体「ミニサーベイヤーコンソーシアム」(千葉市)が11月7日、福岡市中央区で九州初のデモ飛行イベントを開いた。目的地とルートを入力すれば、搭載した人工知能によって、離陸から着陸まで全自動で飛行する。
デモ飛行したのはコンソーシアムが開発した「MS−06L」。胴体から6本の足が放射線状に伸び、足の先端に飛行用ローターが付いた構造をしている。全体の直径は110cmで、カメラや計測器具など5kgまで荷物を積んで、1回あたり15分間飛ぶことができる。
無人ヘリは上空からの写真撮影や農薬散布、放射線測定など幅広い用途が考えられる。この日のイベントには、土木会社や総合商社など、多数の企業担当者らが見学に訪れた。
コンソーシアムは、千葉大学の野波健蔵副学長(ロボット工学)の研究室を中心に産学官で平成24年に結成した。平成26年度に、年間100機の販売を目指している。