2013.11.21.

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小林市新給食C入札:検討委員会の奇怪な解釈!番外編

学校給食センター移転建設構想・えびの市!
 

 過去2回、給食センターの厨房機器選定で「選定委員会が選定した業者に異を唱え、検討委員会が結果をひっくり返し価格競争にした」経緯を、検討委員会の議事録を掲載することで不審選定が堂々と行われた内容を読んでいただいた。

 このような無謀な選定が行われる裏に、ここ2年くらいで行われるであろう学校給食センターが「えびの市学校給食センター」である。

 取る業者は、宮崎AIHOという構図は変わらない。何故かは、追々と説明する。 調理給食数は小林市の1日最大2700食と似たような数字である。建築面積も大差ない。

 昭和44年に開設された同市原田の学校給食センター(RC造平家建延べ1,158m2、最大調理能力2,500食/日)について、経年による施設の老朽化が進むとともに、国の定める衛生管理基準に適合しない箇所が見られるため、施設を移転して建て替える。

 昨年度には、施設建設に係る基本計画策定業務を玉野総合コンサルタントに委託。既存施設の現状分析や各候補地の調査、将来的な児童数の推移を踏まえた新施設の規模、今後の建設スケジュール等について検討を行い、施設建設に係る基本計画を策定した。

 当初は、今年度に施設建設に係る基本・実施設計業務を発注する方針であったが、広く市民から意見を募り、建設計画に反映させるため、設計業務の発注を来年度に見送ることとした。年明け頃から地元住民を対象とした説明会を開催する見通し。

 一度あることは二度ある。

 えびの市も「調理器はプロポーザル入札」であろうが、選定委員会で1点以上の差が付かない限り、また四捨五入され宮崎AIHOに決定ということになる。

 小林市の厨房設備は、スペック落としで宮崎AIHOがプロポ見積時の1億9400万円を2回目の見積で1億6000万円台である。肝心な洗浄機や消毒器などに歴然とした差があることは事実で、ここ2〜3年の高温状態の夏にむけ、出来上がってから各校に運搬後、洗浄・消毒に甘さがあると食中毒の発生という危険性が懸念される。

 値段だけではない食の安全性をどう担保するか、検討委員会は安全性より安さを求めた。えびの市もそうするのか、正常な選定をするのか。いまからチエックが必要である。