異質な者どうし：いつ分裂する・日本維新！

石原代表・覇気もなし・破棄もなし！

原発問題では水と油！

　日本維新の会の石原慎太郎共同代表と橋下徹共同代表（大阪市長）が２日夜、党内で賛否両論ある原発政策について電話で会談したところ、平行線に終わったことが１２月３日、分かった。

　橋下氏は「脱原発依存」の考えを譲らなかったようで、石原氏は３日、平沼赳夫国会議
員団代表に「橋下氏の考えは変わらなかった」と伝えた。

　原発容認派の石原氏は、会談内容を週内に再度開く両院議員総会で説明したい考え。だ
が、慎重論が根強い大阪維新の会系には石原氏への不満がくすぶっている。押され気味の
石原氏は橋下氏に「私が『会談した』と言っても信用できないという人もいるので、（肉
声を）テープで送ってほしい」と求めたという。

　松井一郎幹事長（大阪府知事）は３日、府庁で記者団に会談について「最後は決定した
ことに従う」ことを確認したと説明した。

　維新の威信も地に落ちて、ただの橋下知事のパフォーマンスばかりが目立つが、年から年中同じことの主義主張では、府民市民にとって「お経」の文句のようにしか聞こえない。有難い話なのか、有難くないのか、聞いているものにとってサッパリ分からない。

　この際、妥協の道を歩むのか、わが道を歩むのか、石原・橋下量代表とも態度をはっきりさせるべきだ。所属国会議員はこの年末、ひもじい思いをしているぞ。

　年度変わりまでには、徳洲会の裏金の動きもケリがつき、それらの関連した議員の名も年末から年初めには次々と出てくるだろう。それにあわせ、日本維新も分裂するだろう。