2014.01.08.

アクセスカウンター
スイートコールhttp://hills-tower.com/

山本繁太郎・山口知事:復帰断念・辞職へ!

体調不良で入院中!


 体調不良で昨年10月から入院中の山本繁太郎・山口県知事(65)が、知事を辞職する意向を関係者に伝えたことが分かった。

 9日にも県議会議長に辞表を提出する見通し。

 山本知事は2012年7月の知事選で初当選した直後にも肺の疾患で1か月余り入院。県政与党の自民党関係者らによると、今回、入院が長引き、公務復帰は困難と判断したとみられる。

 山本知事は昨年10月28日、佐賀市で開かれた九州地方知事会の途中に体調不良を訴え、山口県内の病院に入院していた。山本知事は同県柳井市出身。国土交通省の国土交通審議官などを経て、08年4月の衆院補選と09年8月の衆院選に山口2区から自民党公認で出馬したが落選。12年の知事選で自民、公明両党の推薦を受けて当選した。

 知事選の最中に肺炎が悪化し、8月22日の就任日を挟んで39日間入院。退院後も1人で歩けなかったり、会合でのあいさつの途中に口ごもったりしており、健康不安がささやかれていた。

 昨年10月28日には出張先で体調不良となり、夜に再び入院。当初は「入院期間は1カ月程度」の予定だったが、退院のめどは一向に立たず、6日にあった県の公務始め式も欠席していた。病名は明らかにしていない。

 山本氏は9日、入院先の病院で柳居俊学・県議会議長らと面会する予定で、今月中に辞職する見通しだ。知事選に向け、自民党県連などは候補者擁立の動きを本格化させる。

 知事選は、議長が県選挙管理委員会に通知後、50日以内に行われ、2月下旬に実施される見通し。自民党山口県連は県出身の官僚を中心に後継候補の擁立作業を本格化させる。