2014.01.09.

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温暖化で海面上昇:数億人移住必要に!

IPCC報告書案!


<温暖化に伴う悪影響の例>
 地球温暖化による海面上昇などで、今世紀末までにアジアを中心に数億人が移住を余儀なくされると予測する国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の最終報告書案の内容がわかった。農作物の生産量が減って食糧問題が深刻化するなど、人類の社会・経済に大きな影響を及ぼすとも指摘。温室効果ガスの削減だけでなく、被害を軽くする適応策の必要性を強調している。

 報告書は、3月に横浜市で開く会合で承認される。

 判明した最終草稿によると、海面上昇に伴う浸食などによって沿岸の土地が失われ、今世紀末までに移住が必要になる人数を数億と見積もった。昨年9月に公表した報告書で、世界の海の水位は最大で約80cm上昇する可能性が高いとした予測を受けたものだ。



 海外メディアの1月8日の報道によると、ハワイ島の砂浜が酷く浸食されていて、オアフ島北岸の5棟の建物がクリスマスの満潮で被害を受けた。中国新聞網が伝えた。

 アメリカ地質調査所(USGS)はこの前の研究で、ハワイの三つの島の砂浜面積が減少しつつあり、しかも地球温暖化と海面上昇につれてその速度が加速していると主張した。

 一部の建物のオーナーは財産を守ることができる海岸堤防のようなものを作ることを望んでいるが、専門家らはそうすると有名なサンセットビーチを含めた近くの砂浜の沙が流されてしまうと反対する。

 海岸堤防建設の許可は長期的且つ難しい道のりで、今のうちに建物のオーナーらは砂嚢で浸食を食い止めるしかない。



「地球温暖化による海面上昇計算」というHPがある。その中で、地球温暖化で、海水面はどの位上昇するかという計算がされている。

 書かれている数字を別とすると、以下の内容が結論である。

 興味ある方は、http://homepage1.nifty.com/gfk/sea-level.htm を覗かれると良い。

地球温暖化による海面上昇が問題になっているが、温暖化により北極の氷がとけるたり、海水の熱膨張により海面が上昇し、陸地が水没(ツバル水没)するなど、定性的な話に終始している。

 陸上の氷がすべてとけた時の海面上昇は37.5mという。南極大陸、グリーンランド、ヒマラヤ、アルプス等の陸上の氷がとけて、海に流出すると海面上昇が発生する。陸上の氷に覆われた地域の面積は陸地の11%程度である。北極海の氷がとけても、海面は上昇しない。

 大気の温度が上昇すると、大気の飽和水蒸気量が増加し、大気に含まれる水(水蒸気)の量が増加する。増加する水蒸気は海水が蒸発したものと仮定すると、海面は下降する。

 地上の氷がとけたり、海水の熱膨張によって大きな海面上昇が起こることがわかった。しかし、海水や氷と比較して、大気はあたためやすくさめやすい。海水や氷の温度を1℃上昇させるためには膨大な熱エネルギーが必要となる。また、氷をとかすには膨大な融解熱が必要である。

 海水の熱容量は大気の熱容量の1000倍以上あることがわかる。大気温度を1℃上昇させるに必要な熱エネルギーでは海水温は0.001℃しか上昇しない。大気温度を1000℃上昇させる熱エネルギーがあってやっと海水温を1℃上げられる。氷の熱容量は大気の熱容量の5倍程度だが、氷がとけるために必要な熱エネルギーは大気の熱容量の850倍である。陸上の氷の計算だけでこの倍数であるが、北極海や南極の棚氷分の熱容量、融解熱を加算するとさらに倍近く増加すると思われる。大気中の温室効果ガス(二酸化炭素(CO2、水蒸気)の影響で大気温度が数℃上昇することは考えられても、海水温度が数℃上昇することや、氷がとけることは考えにくい。

 地球温暖化による海面上昇で人類が溺れる以前に、大気温度上昇(高熱化)により人類は滅亡するため、海面上昇はあまり気にすることはないと思われる。