熊本・水俣市前副市長が自殺か：庭で首つる！

　熊本県水俣市の田上和俊・前副市長（６１）が、自宅の庭で首をつった状態で死亡したことが２月２日、県警水俣署への取材で分かった。

　遺書は見つかっていないが、同署は家族の話や現場の状況などから、自殺と判断している。

　同署によると、１日午後９時３５分ごろ、田上氏の家族から通報があった。市内の病院に搬送されたが、２日朝に死亡が確認された。

田上氏は２０１１年に副市長に就任。市長選への擁立の動きを受けて昨年１１月に退職し、出馬の意向を表明していたが、自民党市支部の推薦を得られず、１月に出馬を断念した。新聞の取材に「保守が割れる選挙になったら、しこりが残る」と話していた。立候補は断念していた。

　同市長選は２日告示され、新人と元職の２人が立候補した。