2014.02.06.

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湘南藤沢徳洲会:臨床試験・治験者メモリー紛失!

患者情報1191人分!

予備のデータ保存用!


 湘南藤沢徳洲会病院(藤沢市辻堂神台)は2月4日、新薬の臨床試験を実施する候補者や被験者の個人情報1191人分が記録されたUSBメモリーを紛失したと発表した。メモリーには、病名や疾患名が記載されていたり、一部には住所や電話番号、家族の名前や銀行口座番号なども記録されていたという。

 同病院によると、1191人分のうち、1068人分が臨床試験を実施する候補者で、名前や診察券番号、具体的な疾患名、検査結果などを記載。残る123人分はすでに臨床試験を受けた被験者で、疾患名などに加え、銀行名や口座番号、住所、電話番号も記録されているという。

 データを見れば、臨床試験を同病院に依頼した製薬会社16社の社名や、各疾患に対応した新薬が何であるかも分かるという。

 同病院によると、USBメモリーは新薬の臨床試験を担当する「治験センター」で予備のデータ保存用に使われている。1月23日午後4時半ごろ、40代の女性職員が、このUSBメモリーに書き込みができないことから院内の資材部で不具合を確認してもらうために一時、持ち出した。十数分後に同センターに戻った際、紛失に気付いたという。全職員で病院内を捜したが見つからなかった。

 同病院は2月1日、藤沢署へ遺失物届けを提出。4日までに外部へ個人情報が流出した事実は確認していないという。亀井徹正院長は「このような事故を招いたことを深く反省し再発防止に努めてまいります」と謝罪した。

 最近の病院のデータ管理に問題が多いのではないのか。特にUSBメモリーの扱いには、書込み・読出しに気をつけないと、いつも使用しているPCに挿しっぱなしなら問題発生は少ないが、次々と別のPCで使ったり、データを上書きしていると、読み出し書込みに異常が発生する。

 そのようなことを避けるために、それぞれの部署でパスワードを使うクラウドを導入するのが普通となっている。このような個人情報をUSBに入れ持ち歩きするほうが常識はずれだ。

 3月5日の選挙違反裁判の判決後に連座で徳田毅議員は失職し、徳田一族は長男以外は一掃されることが予想される。今の暫定的な鈴木理事長では心もとない。どのような指導体制を構築するかで、徳洲会66病院はがたつき始める。そのような時には、決まってデータ類の紛失とか、医療事故が起き上がる。

 職員の緊張感が欠けた時のアクシデントが気にかかる。