2014.02.27.

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魚釣島を中国軍が占拠しても:困るのは中国!

絶体絶命の窮地に陥るとロシアメディア!

米軍高官も中国軍・日本と戦争する準備!


 中国紙・環球時報は2月25日、ロシアのラジオ局・ロシアの声の報道として、「中国軍は釣魚島を占領した後、絶体絶命の窮地に陥る」と報じた。

以下はその概略。

『中国人が釣魚島(日本名:尖閣諸島)一帯で日本の艦船を破壊し、島への上陸に成功したとしよう。まずは、すぐに日本のディーゼル・エレクトリック潜水艦と米国の原子力潜水艦が現れる。中国と彼らとの戦いは楽観できない。中国は空母への対抗能力は大量に蓄積しているが、地理から考えると、米国は空軍をこの島に派遣することも可能だ。

中国はロシアから射程距離400キロの超長距離地対空ミサイルシステム、S−400 「トリウームフ」を購入することで、自らの戦略的地位を固めようとしている。これにより、地上から釣魚島(尖閣諸島)空域を制御することは可能だが、中国本土から釣魚島までの距離は330キロもある。地形の複雑な小さな島にこのようなシステムを配備するのも合理的ではない。

そのため、仮に釣魚島(尖閣諸島)を中国軍が占拠しても、結局は封じ込められた形となり、窮地に陥ることになる。東シナ海に大量の日米軍事力(主に潜水艦)が集結すれば、中国軍は占拠を続けることができなくなり、部隊に戻ることすらかなわなくなる。事態がここまで発展し、中国が痛い目に遭う可能性は大いにある。』


 米太平洋艦隊の情報部門を担当するジェームズ・ファネル大佐は、米サンディエゴで開かれたシンポジウムで、中国人民解放軍は、東シナ海で日本の部隊を短期的で激しい戦闘で壊滅し、尖閣諸島や琉球諸島南部を奪取する任務を与えられたとの見方を発表した。

 中国が、日本との局地紛争を想定した行動計画を準備する必要があることは明らかだ。

 この計画には、政治的危機が発生した場合を想定した尖閣諸島への上陸も含まれるだろう。例えば、日本が尖閣諸島に守備隊を駐留させた場合、そのような危機が発生する可能性がある。そのような状況で、中国は軍事的対応を余儀なくされるだろう。なぜなら、中国では反日感情が高まっており、別の対応は、中国指導部にとって自殺行為となるからだ。

 もちろん、演習ではそのような対応計画が確認される。だが重要なのは、中国が領土問題の解決手段として、軍事行動を用いることを真剣に考えているかということだ。

 恐らく、中国が日本に対して軍事作戦を実施するのは、やむを得ない場合に限られるだろう。だが、日本と米国によってそのような行動に出ることを強いられなければ、中国が軍事紛争を起こすことはないだろう。なぜなら、中国にはこのような紛争を有利に解決するシナリオがないからだ。

 中国が「島奪取作戦」を実施するのは可能だ。だが、非常に高いリスクが伴う。日本の艦隊は、装備も訓練も行き届いている。また日本が米国の情報機関から情報を受け取り、それを利用する可能性があることも極めて重要だ。中国は、そのような作戦を成功させるための重要な条件である「予期せぬ効果」に期待することはできない。

 仮に中国軍が島を占拠したとしても、封鎖されて、窮地に立たされる可能性がある。東シナ海に米国と日本の部隊(主に潜水艦など)が多数投入された場合、中国は奪取した島を維持することができず、その島から自国民を避難させることもできないだろう。

 このような事態に陥り、中国の内政および外交政策、そして中国政府が危機的状況に陥る可能性は十分にある。そのため、中国の軍事演習は、主に日本に圧力をかけるためのものであり、領土問題を平和的に解決するチャンスを奪う戦闘準備は、二義的なものに過ぎないと考えられる。