2014.03.14.

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中国:日本以上の「強敵」は腐敗だ!

腐敗を取り締まる側の腐敗は誰が摘発!


 中国・中央規律委員研究室が先日中央規律委員監察部のウェブサイトにて第18期中央規律委員会第3回全体会議で示された心構えについて解釈を発表した際、党のクリーン政治づくりと反腐敗任務をしっかりと実行に移し、一切の腐敗分子を厳しく懲罰しなければならないとしたことを報じた。

 中央規律委員会研究室は、人民は腐敗現象に強い嫌悪を抱いており、堅忍不抜の思いで腐敗を懲らしめることは党全体の同志と民衆の共通の願いであるとした。また、反腐敗の高圧的な態勢は継続されなければならず、懲罰の手をひと時も緩めてはならないとした。

 反腐敗は中国にとってかねてからの大きな課題だ。

 先日、あるネットユーザーが「日本よりも恐ろしいのは腐敗だ」との文章を掲載し、多く中国人ネットユーザーの注目を集めた。その内容は以下のとおりだ。

『日本が昔は中国を侵略し、今は挑発を行うのは、中国でなお続く腐敗によって「中国に勝てる」と日本に希望を持たせているからだ。もし、日本人が中国のような人口や国土面積を持ったら世界はどうなるのだろうか。

今の中国は依然として「コネ」を使って兵士になったり官僚になったりする。全国の教師はニセ論文を買って職位を得て、さらに終身教授の待遇を受けることができる。本当の論文や真のイノベーションを探求しようとさえしない。中国の大学教育には多くの暗黙のルールがあり、小中高教育ではわいせつ事件が起きる。海南省の小学校校長は児童を官僚のベッドにはべらせさえしたのだ。』

 このネットユーザーは文章の中で、腐敗が外国による侵略の危機をもたらしうることを指摘し、腐敗によってもたらせる危害を痛切に訴えた。


 全人代も終わり、対日本問題と胡錦濤前指導部で共産党政治局常務委員を務めた周永康氏逮捕に始まる「汚職捜査」が効を奏するのか、旧体制派を含む中央官僚と地方政府の幹部が「溜め込んだ金」と共に国外逃亡を企てるのを阻止できるのか、今の全人代に出席した代表者は習・李両首脳を含め「財産公開」でもしない限り、腐敗摘発は闇の中だ。