2014.04.09.

アクセスカウンター
着物買取着物買取カラコンライフブランド買取

東京福祉大・元課長:1億2千万円超の着服!

告訴せず懲戒解雇!


 東京福祉大を運営する学校法人「茶屋四郎次郎記念学園」(東京都豊島区)の元総務課財務担当課長(61)が在職中に大学の運営費など計約1億1200万円を着服し、私的に流用していたことが分かった。

 学園の調査に元課長は金の使途の説明を拒んだものの着服は認めたため、昨年5月に懲戒解雇した。被害金は返還されておらず、学園は警視庁に相談したが、「刑事告訴をしても被害金を取り戻せる見込みがない」などとして最終的に告訴を見送った。

 学園によると、元課長は2011年3月〜12年10月、大学の運営費などとして積み立てていた銀行の定期預金1億円を無断で解約。学園の普通口座に移し、計45回に分けて全額を引き出したほか、新校舎の用地購入に充てる予定だった資金約1200万円を着服したとされる。13年4月に定期預金残高がなくなっているのに気づき、調査した。

 同大は00年に開校。都内や群馬県伊勢崎市、名古屋市にキャンパスがあり、社会福祉士や精神保健福祉士の国家試験で多数の合格者を出している。学園は毎日新聞の取材に「管理体制が未熟で責任を感じている。学生ら関係者におわびしたい」としている。