2014.04.16.
安定型処分場に木くず混入:築上町の処分場!
違反業者を県指導・福岡県!
産廃掘削で初確認!
福岡県県は4月15日、産業廃棄物処理基準に適合しない木くずが、築上町の処分場に埋め立てられていたと発表した。2013年度に始めた安定型最終処分場の掘削調査で判明、この運営業者に対し、適切に処理するよう指導した。掘削調査で基準違反を確認したのは初めて。
県は14年3月、廃プラスチックなどが埋め立てられている同処分場(約2100u)の2カ所(計約200u)を掘削。うち1カ所で、廃棄物の約1割が木くずだったことが分かった。
今後は県の立ち会いのもとで、残り部分を掘削するよう求めた。業者は「運搬業者などが廃棄物を搬入したときの確認が不十分で、木くずが入ったかもしれない」などと説明しているという。
13年度は計4処分場を掘削調査し、残る3処分場は基準に適合していた。
<平成21年6月6日 許可>
(株)吉博組 福岡県築上郡築上町大字東築城
施設設置場所 福岡県築上郡築上町大字小山田2272番外2筆
処分方法と規模
"安定型 2,106u(2,322m3)
許可品目
廃プラ類
ゴム屑
金属屑
ガラス屑
ガレキ類