2014.04.17.

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南シナ海:ベトナム・漁業監視部隊が始動!

中国・3月に最新鋭ミサイル駆逐艦就役!


 ベトナム政府は4月15日、管轄海域での違法行為の監視や水産資源の保護、漁船・漁民の安全確保などを任務とする「ベトナム漁業監視部隊」が正式に始動したと発表した。

 ベトナムは南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)、西沙(同パラセル)両諸島の領有権をめぐり中国と対立。特に西沙諸島海域では近年、中国船によるベトナム漁船の拿捕や威嚇が多発しており、漁業監視部隊の創設はこうした状況をにらんだ措置。

 同部隊は2012年11月に政府が創設を決定していた。農業・地方開発省の水産総局の管理下に置かれる。

 15日には中部ダナンでグエン・タン・ズン首相やホアン・チュン・ハイ副首相が出席して記念式典を開催。ハイ副首相は、南シナ海の主権、管轄権を守り海上の安全保障や秩序を保つ同部隊の任務を強調した。


 

 3月22日、最新鋭のミサイル駆逐艦052D型の1番艦「昆明」(全長約157mル、満載排水量約7000トン)が就役したと報じた。南シナ海を管轄している中国海軍の南海艦隊に配備される。造船グループ会社の江南造船集團有限公司が担当。昆明は我が國で設計され生?された新世代のミサイル驅逐艦になる、と説明。

 これまでの駆逐艦に比べて、レーダー性能を強化し、対空や対艦作戦能力も向上したという。21日に呉勝利海軍司令官が出席して就役の式典が上海で行われた。同艦のペナントナンバーは「172」。

 

 「中華神盾」 052C型ミサイル駆逐艦と比べ、052D型は全体的な総合性能が大幅に改善された。昆明艦は多くの最新技術を採用し、全体的な設計水準、フェーズドアレイレーダーおよび武器の性能、ステルス性能などが大幅に向上した。昆明艦の全体的な作戦能力は日本のあきづき型駆逐艦、英国の45型駆逐艦を上回り、米軍のアーレイ・バーク級イージス艦に肩を並べたとされている。

 将来的に次の三つの任務を担う可能性がある。 ・空母艦隊の重要な防空力として、空母艦隊の軍事行動に参加する。・優れた対艦・対地攻撃能力を利用し、火力突撃任務を遂行する。 ・海上防御の幅を広げ、全方位で中国の領海の主権を守る。