福岡・伊良原ダム：出来レースの大成ＪＶが落札！

県の審査に助けられた大成建設！

奥村ＪＶへの番狂わせはなかった！

　本紙指摘通りの「大成建設・フジタ・岡本土木ＪＶ」が対抗ＪＶの奥村・竹中土木ＪＶと叩きの結果、技術点という「県庁のお定まり宝刀」で奥村組ＪＶを切って捨てた。

　福岡県は、伊良原ダム建設工事の一般競争入札をした結果、１５１億１０００万円（税別）で大成建設・フジタ・岡本土木ＪＶに決めた。

２１日に開札した標準型総合評価落札方式は、どんな形を取ろうが価格勝負なら技術点で差をつける準官製談合方式の甲斐もあり、無事大成建設ＪＶに決めることが出来た。

　参加したのは大成ＪＶと奥村組・竹中土木・才田組ＪＶの２ＪＶで、両ＪＶ低入札価格調査基準比較価格での応札となり、大成ＪＶが技術点で上回った。

　大成建設にとって横槍も入らず、古賀誠秘書・井上章氏の貢献が大きかったことから、約束通り下請け・孫請けは井上秘書の指定する業者を使うことになる。大成建設山本氏と秘書・井上氏は利害共通の間柄。

　次は沖縄・辺野古移転工事に狙いを定め地場ゼネコンに接触しようとしており、国土交通省・立野ダム（熊本）は早くも大成建設が落札候補に挙がっている。これからも、秘書・井上氏は九州・沖縄を駆け巡ることだろう。
　
　井上氏にお会いしたい業者は、ホテルニューオータニ博多で張っていれば、、、、、定宿ですから。