ベトナム：日本産牛肉・豚肉など・輸入解禁！

４年ぶりとなる輸入再開！

　ベトナム政府は3月27日付で、日本産の牛肉・豚肉・牛および豚の内臓のベトナムへの輸入を解禁した。これらの畜産物は、2010年4月の日本での口蹄疫発生以降、ベトナム政府が輸入を停止していた。

　ベトナムでは、近年、食品安全への関心が高まっており、口蹄疫だけでなく牛海綿状脳症（BSE）等の他の家畜疾病に対するリスクについてもベトナム政府が慎重に検討してきた。

　そうした中、日本は、2013年5月に国際獣疫事務局（OIE）から「無視できるBSEリスクの国」に認定され、日本産牛肉の安全性が国際的に認められたことを広報し、輸出解禁に向けて各国に働きかけてきた。

　今回、ベトナム政府は39の日本側牛豚肉輸出施設の登録を承認。輸入再開に向けた手続きが完了したため、ベトナムはほぼ4年ぶりとなる輸入再開を決定した。