久留米スポーツ総合体育館・設計プロポ：井上章氏暗躍！

５者参加要請で本気度は２者！

日建設計で仕込みは終わった！

　福岡県は、久留米スポーツセンター総合体育館改築工事基本・実施設計業務委託の指名型プロポーザルで
①日建設計
②佐藤総合計画
▽大建設計
▽安井建築設計事務所
▽ＩＮＡ新建築研究所－の５者にＪＶ代表者として参加を要請した。

　県が提示した県内設計事務所の構成員リストの中から３者（うち建築２者、設備１者）と４者ＪＶを編成した上で、３０日を期限に参加意思確認書を受け付ける。技術提案書の提出期限は５月２９日。６月上旬に最優秀提案者を選定する。

　参加意思確認の段階で意欲を示すのは３者ほど、もうこの段階で日建設計が選ばれることが決まっている。やはり古賀誠秘書・井上章氏が裏動きを始め、日建設計を本命に据えた。

　予算の５０％は県が出す以上、今までの常套手段に加え県議Ｋ氏（7期連続当選）、Ｈ氏（当選4回）が絡みガジガジになっている。佐藤総合計画が隙を狙っているが、次点が一杯だろう。

　同業務では県と久留米市が共同で計画している久留米スポーツセンター内（久留米市櫛原町）の体育館の現地建て替えに向けた建築と設備の基本・実施設計を行う。施設規模はＲＣ造２階建て延べ１万７３０９㎡。

　久留米市東櫛原町の現在地で建て替える。新施設はメーンとサブのアリーナのほか、柔道場と剣道場の各４面、近的と遠的の射場を備えた弓道場を一体的に整備する。規模は延べ１万７０００㎡程度を想定している。メーンアリーナと柔道場、剣道場には観客席を設ける。事業費は未定だが、県と市がおよそ２対１の割合で負担する。

　履行期限は１５年９月３０日。１６年度の着工、１８年度中の完成を目指す。