2014.05.08.

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フィリピン・中国船拿捕:ウミガメ350匹積む!

中国外務省・拿捕されたことを認める!


 中国外務省の華春瑩副報道局長は7日の定例記者会見で、中国漁船1隻が南シナ海の南沙諸島でフィリピン側に拿捕(だほ)されたことを明らかにした。

  南シナ海の領有権をめぐり対立する中国と東南アジア諸国の緊張が高まっている。フィリピンは、南沙諸島(スプラトリー諸島)付近で中国の漁船を拿捕。中国は解放を要請した。ベトナムは、中国が石油掘削を行っている海域はベトナムの領海と主張し、軍の艦船や警備艇を派遣。これに対し、中国はベトナムに掘削作業の妨害しないよう警告した。

ベトナム海軍関係者によると、問題の海域にはベトナム、中国双方から警備艇など数十隻が集結。衝突も起こったもようだ。だがベトナム海軍関係者は「銃音は聞いていない。中国側が発砲してこない限り、われわれが発砲することはない」と話した。

一方、南沙諸島付近では6日朝、フィリピン海洋警察が、中国漁船を拿捕した。フィリピンの法律で保護種と定めるウミガメを積んでいたという。 中国外務省報道官は定例会見で、フィリピンは漁船と乗員を解放しなければならない、と主張。「フィリピンには、一切の挑発行動をとらないよう、再度警告する」と述べた。

 中国とフィリピンは南沙諸島の領有権を巡って激しく対立している。華副局長は「フィリピン側に抗議し、船と乗員の返還を求めた」と説明した上で、「二度と挑発的行動を取らないよう、改めて警告する」と述べた。中国は「海警局」の公船を現場海域に派遣しており、緊張が高まる可能性もある。

 ロイター通信によると、フィリピン海上警察の巡視船が6日朝、南沙諸島のハーフ・ムーン(中国名・半月)礁沖で中国漁船を発見。350匹のウミガメを積んでおり、違法操業の疑いがあるとして、船とともに中国人の乗員11人を連行している。