2014.05.22.

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鹿児島県警警視:10社超の土木会社等から接待!

20年以上の付き合いも! 

懲戒処分はなく・注意処分!


 鹿児島県警は5月22日、土木会社など少なくとも10社以上から接待を受け飲食代を払わせていたとして、県警警備課の男性警視(54)を21日付で本部長注意としたと発表した。「利害関係はなく情報漏えいもなかった。返礼もしている」として懲戒処分にはしなかった。

 鹿児島県警は22日、土木会社など10社以上から接待を受け飲食代を払わせていたとして、県警警備課の男性警視(54)を5月21日付で本部長注意としたと明らかにした。「利害関係はなく情報漏えいもなかった。返礼もしている」として軽い処分にした。

 県警監察課によると、警視は仕事を通じて知り合った土木会社の社長らとスナックや居酒屋で飲食し1回数千円から数万円分の代金を肩代わりさせていた。頻度は1社に付き月1〜2回から年数回で、二十数年にわたり接待を受けていたケースもあったという。

 多くは後日、現金や果物で返礼をしていたが、同席させた部下数人分の代金を支払わせたこともあったほか、自分だけで飲食し代金を付け回すこともあった。

 警視は昭和57年に採用され、鹿児島中央署の天文館対策課長や鹿児島西署の刑事官などを歴任し、現在は本部警備課の危機管理調査官。警視は「軽率だった。申し訳ない」と話しているという。