2014.05.27.

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唐津赤十字・入札:松尾・中野JVと契約!

担当設計事務所・何の役にも立たず!

3工事の合計:84億4236万円!


 5月14日の入札で2度目の入札不調となったた唐津赤十字病院の移転建設工事について、日本赤十字社は5月27日、優先交渉権者の松尾建設(佐賀市)・中野建設(同)JVと随意契約を結んだことを発表した。着工は6月7日で、2016年2月の完成予定。計画通りに16年5月の開院を目指す。

 日赤によると、2月6日の1回目の入札では、東京に本店を置くゼネコン1社だけが応札し、不調に終わった。このため5月14日の2回目の入札では、参加資格である「経営審査事項」を1500点以上から1300点以上に緩和し、大手ゼネコン以外にも門戸を広げた。

 複数社が応札した2回目の入札も不調だったが、日赤は予定価格と近かった地元の「松尾・中野」と交渉し、21日に48億6756万円で随意契約を結んだ。

 1回目の入札後に、機械設備工事は三建設備工業(東京)・栄城設備(佐賀市)JVと22億4640万円で、電気設備工事は九電工(福岡市)・佐電工(佐賀市)JVと13億2840万円で契約をしている。

 1回目で想定していた予定価格よりも、3工事合わせて計4千万円を上回る結果になったが、日赤側は立体駐車場工事や医療機器購入費、移転費など残りの事業費を圧縮し、総事業費127億8900万円の枠内に収め、自治体の追加負担が出ないようにする考え。

 建設費で16億8500万円を負担する唐津市の保健福祉部は「詳しい話は近く聞くことになる。ただ、建設費負担については、日赤側が『これ以上は求めない』と話しており、大丈夫だと考えている」と話している。

 着工時期は2カ月以上、遅れることになったが、移転準備に4カ月ほど余裕があり、開院スケジュールは計画通り進める。浦方英二事務局長は「市民の皆さんにご心配をかけた。速やかに起工式を行い、予定通り開院ができることを伝えたい」と話している。

 予定工期は2016年2月であり、開院は5月であるが、当初計画の着工3月で、病院完成後の移転準備期間として4カ月間ほどの余裕があった。しかし、再入札でさらに2〜3カ月の時間をかけるとなると、工期は半年近く遅れることになり、16年5月の開院は厳しい状況になる。予定通り開院出来るかは微妙な状況だ。