三井物産：マレーシアで最大級の石炭火力！

建設・保守・運営などに参画！　

２機合計で２００万ｋｗ！

　三井物産は６月４日、マレーシアで同国政府系ファンド１ＭＤＢと日本の先端石炭火力技術による世界最大級の石炭火力発電所の建設・保守・運営に参画すると発表した。

　クアラルンプール南のヌグリ・スンビラン州に建設し発電容量は２機合計で２００万ｋｗ。総事業費は約３３００億円の見込み。

　超々臨界圧と呼ばれる高効率で環境対応に優れた最新鋭石炭火力発電の１号機を２０１８年１１月、１９年５月に２号機を稼働する計画。

　東芝が蒸気タービン、ＩＨＩがボイラーを納入し、韓国の現代エンジニアリングと現代建設の４社で企業連合を組んだ。韓国勢などと受注を争ったが、日本勢の技術力と実績で競り勝った。すでに共同事業会社を設立済みだが、出資比率や資本金などは明らかにしていない。国営電力会社と２５年間の売電契約を結んだ。