2014.06.10.

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原発退避施設・2カ所完成:薩摩川内市!

今年度中に2カ所完成へ!


 薩摩川内市が九州電力川内原子力発電所から5km圏内の2か所で整備を進めていた原発事故時の屋内退避施設が完成した。自力避難が難しい要援護者らが一時的に身を寄せる施設で、市は6月6日、地元住民への説明会を開いた。

 退避施設が整備されたのは、滄浪地区と寄田地区の旧小学校の体育館内。放射線を遮断するためコンクリートや鉛入り合板で覆い、放射性物質除去フィルターなどを設けている。

 説明会は地区ごとに行われ、滄浪地区では住民ら約20人が参加。市職員は旧滄浪小の施設(30人収容)に参加者を案内して設備を紹介し、発電機の起動法、着替え用のテントの設置の仕方なども説明した。

 参加した滄浪地区コミュニティ協議会の中村敏雄会長(73)によると、地区には要援護者が約40人いる。中村会長は「気密性が高いので安心した。地区の避難訓練などを行いたい」と話していた。

 市は今年度中に、峰山地区と水引地区にも屋内退避施設を整備する。