2014.07.26.

福岡・糸島市新庁舎構想計画:コンサル委託!

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入札を検討・15年度策定!

 福岡県糸島市は、新庁舎整備の基本構想・基本計画業務を近くコンサルタントに委託する。委託方法は入札を軸に検討している。議論のたたき台をまとめた上で、市民の意見を聞きながら2015年度中に基本計画を策定する方針だ。

 同市は15年3月末に現在の二丈、志摩両支所を廃止し、本庁舎に機能を集約する。本庁舎のうち本館は築43年が経過し、老朽化や耐震性能に課題を抱えているほか、受配電施設が地下にあり、浸水災害への脆弱(ぜいじゃく)性が指摘されている。窓口が新館や別館など6庁舎に分散し、市民サービスの効率化も課題となっている。

 13年度に市議会の「庁舎のあり方特別委員会」がまとめた報告書でも、災害時の拠点機能を備え、市民窓口のワンストップサービスやバリアフリー化に配慮した新庁舎の整備を検討すべきとした。その際、改修では投資効果が認められないとして、本館を利用しないことを求めている。

 このため市は、防災拠点機能を持ち、市民サービスの向上に対応できる新庁舎の検討に向け、6月補正予算に基本構想・基本計画策定費として15年度までの債務負担で総額約312万円を予算化した。近くコンサルタントに業務委託し、検討を開始する。機能や規模など一定の方向性がまとまった段階で市民の意見を聞き、15年度中に基本計画をまとめる方針だ。