2014.09.04.

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宮崎市郡医師会病院・移転地:有田・柏原地区!

用地交渉・土地開発公社!

支援業務はシステム環境研究所!

事業費に154億円!


 宮崎市は、宮崎市郡医師会病院の移転先を東九州自動車道宮崎西ICと生目の杜運動公園の間に位置する同市有田および柏原地区に決めた。

 9月1日の市議会全員協議会で報告した。大部分が民有地で、用地交渉や取得は市土地開発公社が担当する。公社は近く測量設計、地質調査に着手し、2014年度内に用地交渉に入る。

 現在の医師会病院は海岸線に近く、南海トラフ巨大地震による津波の浸水予想区域にある。施設の老朽化も進んでいることから、移転の方向で将来構想をまとめた。その上で、中核医療機関がない市西部地区に位置し、救急医療や災害支援の拠点機能を発揮できる宮崎西IC付近での用地確保に向けて市に要望書を提出した。

 移転先の用地面積は約17万u。市は一帯を防災支援拠点と位置付け、医師会病院のほか、ヘリポートや避難場所など防災関連施設を整備する。造成工事まで公社が担当する予定だ。測量結果などを基に用地取得費を予算化し、今年度から用地交渉を進める。市が用地を無償で医師会に貸与し、医師会が新病院を建設する。

 医師会は現在、新病院の機能や運営方針、整備方針、諸室構成などの部門別計画、施設の配置計画、イニシャルコストを考慮した長寿命化計画、建物の構造、想定面積など基本計画の策定を進めている。支援業務はシステム環境研究所が担当している。

 用地交渉のめどがつけば、15年度にも設計に着手する。医師会病院のほか検診・検査センター、看護学校なども集約して整備する予定で、20年度の供用開始を目指す。土地取得費を除く事業費に154億円を見込んでいる。