2014.09.23.

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中国が禁書に:クリントン前国務長官の回顧録!

豪州は中国に依存しすぎ・クリントン!

ヒラリー氏は超タカ派なのか!


 6月28日、RFI中国語版は、ヒラリー・クリントン前国務長官の回顧録が中国で“禁書”になったと報じた。中国を批判する内容が多い同書は、外国語書籍を販売する中国の書店でも取り扱いがないという。

 6月10日に出版された回顧録『困難な選択』は主にオバマ政権で国務長官を務めた時期を振り返る内容。中国の人権侵害を厳しく批判するばかりか、中国の政治指導者は暴虐だとこきおろし、中国こそがアジアの反民主主義運動の中心だと糾弾する内容まで含まれている。

 中国当局はこの回顧録を禁書に指定。外国書籍を販売する中国の書店でも取り扱われていないという。出版元のサイモン・アンド・シュスター社のジョナサン・カープ氏は「中国の知的自由の水準がいかに低いかを示すもの」と批判している。

 米華字メディア・多維新聞によると、米国のヒラリー・クリントン前国務長官は28日、豪誌の取材に応じ、豪州が中国との貿易に過剰に依存していることを批判し、「経済的にも政治的にもいずれ自らの自由と主権を損なわせることになる」と指摘した。

 4月に豪アンドリュー・ロブ貿易・投資相が630人もの訪問団を率いて中国を訪問したことについても「間違っている」と指摘。「すべての卵をひとつの籠に盛るようなものだ」として、リスク分散の重要性を説いた。

 豪州は自然資源の35%を中国へ輸出している。また、中国は豪州にとって留学生・観光客の重要な供給国にもなっており、さらに2013年3月には豪外務省が外交官にアジア言語の研修を受けさせる方針を採り入れるなど、中国との関係が深まっている。

 ヒラリー・クリントン前国務長官は自身の回顧録「ハード・チョイス(困難な選択)」のPRをニューヨークやシカゴ、フィラデルフィア、ワシントンなどで行い、メディア各社の取材を受けているが、その際に国内外のさまざまな問題についてコメントしており、2016年の大統領選挙出馬への布石とみられている。

 9月17日、16年の米大統領選で民主党の最有力候補と目される米国のヒラリー・クリントン前国務長官について、米メディアは「外交政策が強硬なため、中国との衝突の扉を開けるのではないか」と懸念している。

 以下はその概要。

 ヒラリーの外交政策は「超タカ派」なのか。独メディアはこのほど「オバマ大統領と比べてヒラリー氏の外交姿勢は強硬で失言も多く、ロシアのプーチン大統領に非難されるほどだ」と報じた。米メディアによると、ヒラリー氏は「進攻性現実主義者」で、米国は地球上で軍事的優位性を保たなければならない、と考えている。中国も当然抑えられる対象となる。

彼女の「進攻性現実主義」が中国との衝突の扉を開け、世界平和の一種の脅威となる恐れがある。

 米紙ニューヨーク・タイムズはヒラリー氏の外交政策を「やむを得ず介入する。やむを得ず歴史がわれわれに与えたリーダー役を務める。なぜならわれわれは責任転嫁をしない国だから」と分析する。米ウォール・ストリート・ジャーナルは「ヒラリー氏の手法は『外には強硬、内には妥協』だ」と指摘している。