2014.10.02.

3度の逮捕で状況変化!


 川崎町議会の議会運営委員会が9月29日開かれ、加重収賄容疑で再逮捕された小田幸男町長への辞職勧告決議を提案することで合意した。辞職勧告決議に法的拘束力はなく、10月9日の全員協議会で最終的に決めるが、16日の本会議で否決された辞職勧告決議は小田町長の3度にわたる逮捕で現実味を帯びてきた。

 小田町長の辞職勧告を巡っては、辞職を求める町民からの要望書提出を受け、町議会が9月2日の全員協議会で対応を協議した。だが「小田町長は否認しており、提案は時期尚早」との意見が多数を占め「議員17人の個々の判断で決める」とし、議会全体では取り組まない方針を確認した。

 16日の本会議では反町長派が辞職勧告決議案を提案し否決されたが、この直後に小田町長や町長派の掛橋要一町議が加重収賄容疑で逮捕されたことから状況が変わった。18日の全協では、本会議で決議案に反対した町議からも「認否に配慮して静観する状況ではなくなった」と辞職勧告を求める意見が相次いだ。

 29日の議運は辞職勧告について採決したところ、賛成5、反対1で提案を決めた。このほか、町社会福祉協議会の不透明な支出などを調べる調査特別委員会の設置も決め、9日の全協で報告することとなった。

福岡・川崎町談合:町議会・小田町長に辞職勧告へ!

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