福岡・川崎町談合:町議会・２２日に町長辞職勧告採決！

全員協議会で確認！

議会解散は議員個々の判断に委ねる！

　川崎町議会（定数１７）の全員協議会が９日開かれ、加重収賄罪などで起訴された小田幸男町長への辞職勧告決議案を１０月２２日の本会議で採決することを確認した。

　辞職勧告決議案を巡っては、先月２日の全協で「小田町長は容疑を否認している」などの意見が多く、議会全体では対応しない方針を確認し、同１６日の本会議では反町長派が提案した決議案を否決した。

だが、直後に小田町長が加重収賄容疑で再逮捕され、町長派の掛橋要一町議も同容疑で逮捕され「辞職勧告もやむなし」の声が広がり始めていた。

　９日の全協は、辞職勧告決議案の提案を先月２９日に容認した議会運営委員会（９人）の委員が提案者となることを決め、２０日の議運で文案などをまとめることにした。

このほか、町社会福祉協議会の不正経理疑惑は、予算決算委員会（１５人）でつくる６人程度の小委員会で調査することを確認。町行政区長会から先月２６日に出された町議会解散を求める要望には「議員個々の判断に委ねることにした」と回答することを申し合わせた。