2014.10.26.

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川崎町発注工事談合:町議会・町長辞職勧告を可決!

否決から一転・不在長期化にけじめ!


 川崎町議会(定数17)は10月22日の本会議で、加重収賄罪などで起訴された小田幸男町長に対する辞職勧告決議案を賛成多数で可決した。辞職勧告決議に法的拘束力はないが、先月16日に反対多数で否決された同決議案の可決は、3度もの起訴などで小田町政継続が厳しい状況にあることを示したともいえる。


 この日は開会冒頭、見月勧議長が、小田町長と共に掛橋要一町議が加重収賄罪で起訴されたことを受け「町民の皆様にご迷惑をかけていることを衷心よりおわびする」と議会を代表して謝罪した。

 この後、辞職勧告決議案を提案した議会運営委員会の有田浩二委員長が「小田町長の不在期間が長期化しており、潔くけじめをつけるべきだ」などと提案理由を説明した。

 現在、小田町長は起訴内容を否認しているといい、一部議員が「町長からの説明がない」として決議案への反対意見を述べたが、採決では見月議長と掛橋町議を除く15人中、賛成9人、反対6人で可決した。

 本会議終了後、町長職務代理者の井塚誠副町長は「決議を重く受け止め、行政運営に支障のないよう務める。決議のことを町長に伝えることは、議会から正式に文書が来て対処したい」と語った。

 一方、傍聴席は町民や報道陣ら約40人であふれた。小田町長を数十年前から知るという支援者の男性(62)は「公判で本人の認否ははっきりするだろうが、町が混乱しているのは事実なので辞職勧告はやむを得ない」。ある女性(70)は「町長が3度も逮捕される町は異常。これを看過してきた議員がいるのも異常で、議会として機能していない」と話した。