2014.10.30.

モンゴル・世界最大の炭鉱:中国への輸送鉄道の建設・可決!

中国の線路幅を採用!


 10月27日、参考消息網は「石炭輸送コストの削減目指し、モンゴル国が中国と結ぶ線路建設へ」を掲載した。

 ブルームバーグによると、モンゴル議会は世界最大の炭鉱タバントルゴイと中国を結ぶ全長240kmの鉄道建設案を可決した。最大の目的は石炭輸送コスト削減だ。

 中国とモンゴルでは線路幅が異なる。中国ではいわゆる標準軌、モンゴルではそれよりも幅が広い広軌が採用されている。新設される鉄道では標準軌を採用されることで、積み替えや台車交換の必要なくスムーズな輸送が可能となる。

鉄道建設案、とりわけ線路幅については長年にわたり議論が続けられてきた。中国と同じ線路幅を採用することを警戒する意見も根強かったが、経済的利益を追求する意見が押し切った格好だ。新路線の建設により、輸送コストはトン当たり2〜4ドルの削減が見込めるという。

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