2014.11.19.

アクセスカウンター

出入国審査・顔認証導入へ:日本人対象に17年度にも!

外国人・数次パスポート者にも適用したら!


 法務省は11月18日、空港での出入国審査をスムーズにするため、顔認証によるシステムを早ければ2017年度中に導入する方針を明らかにした。今夏に実証実験を実施し、その結果、誤認識の割合が低かったため、実用化できると判断した。

 上川陽子法相はこの日の記者会見で「観光立国の推進、東京五輪の開催に向けて、検討を進めていきたい」と述べた。

 顔認証は、パスポートのICチップに保存した顔の画像情報と、空港のゲートで実際に撮影する顔写真を照合するというもの。計画では日本人が対象で、機械化されることで現在のように空港職員が一人一人を審査することがなくなる。職員を外国人の審査に回せるため、結果的に全体の審査時間の短縮が見込まれる。