大分・杵築市新図書館：年度内に設計プロポ・公告！

城下町の景観に配慮！

１６年度に着工へ！

　大分県杵築市は、新市立図書館の設計者選定のための公募型プロポーザルを２０１４年内に公告する。１５年３月までに特定し、基本設計に着手する。実施設計まで１年程度で完了させ、１６年度の着工を目指す。

　老朽化した市立図書館を同市南杵築の旧消防署跡地に移転新築する。基本計画による想定規模は延べ２６０５㎡。スタート時の蔵書数は１０万冊で、収容能力１８万冊を確保する。一般・児童開架スペースを始め、閉架書庫、古文書収蔵室、１００人程度収容の視聴覚ホールなどを備える。建物は低層とし、城下町の景観を損なわない外観デザイン、ユニバーサルデザインの導入、省エネや環境への配慮などを求める。

　１４年度予算には設計費６０００万円を計上している。スケジュールは設計期間に約１年、工事期間に約１年半を見込んでおり、開館準備を経て１７年度中の開館を目指している。