2015.01.19.

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唐津市官製談合:前部長解雇でなく休職処分!

入札便宜で100万円!

地方公務員は首にできない!


 唐津市発注工事を巡る談合事件で市は16日、官製談合防止法違反罪で14日に起訴された前市企画財政部長の佐伯善春被告(59)=総務部付部長=を15日付で分限処分(休職)にしたと発表した。期間は刑事事件が裁判所に係属する間としている。

 処分前までは有給休暇扱いだったため、給料は全額出ていたが、休職になると給料は6割支給となる。

 市は処分理由として起訴後、裁判所による勾留・召喚が行われ、職務の遂行に支障が生じる。また、容疑者を引き続き職務に従事させることは市民の信頼に悪影響を与える恐れがあり、休職にしたとしている。

 佐伯被告は14日、市発注の漁港工事一般競争入札でも業者に有利な取り計らいをし、現金100万円を受け取ったとして収賄容疑で再逮捕された。


 佐賀県唐津市が発注した漁港工事の入札に絡み、土木建設会社に便宜を図った謝礼として、現金約100万円を受け取ったとして、佐賀県警と福岡県警の合同捜査本部は1月14日、収賄容疑で唐津市の前企画財政部長佐伯善春容疑者(59)=同市町田=を逮捕、贈賄容疑で「大潮建設」役員久保克裕(52)=同市鎮西町中野=と、「上滝建設」役員徳島武彦(70)=同市和多田本村=両容疑者を逮捕した。

 捜査本部によると、佐伯容疑者は2014年8月上旬ごろ、唐津市肥前町の漁港改良工事で、一般競争入札の最低制限価格を伝えた謝礼と知りながら、久保、徳島両容疑者から約100万円を受け取った疑い。