2015.02.25.

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自民党「福岡県連大会」:党員もみ合い・警官出動!

 福岡市で2月21日に開かれた自民党福岡県連の年次大会で、4月の統一地方選での推薦を巡り、執行部方針に納得しなかった地域支部の幹部らが、壇上の執行部に詰め寄ってもみ合いになり、警察官が駆け付ける騒ぎがあった。
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 大会には、県連三役や選挙区支部の幹部ら約1000人が出席。県議選立候補予定者の推薦を巡り、「県連の決定には、支部の意見が反映されていない」として、第11選挙区支部の幹事長が執行部を追及した。
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 執行部側は「正規の手続きを経ている」と説明したが、同支部の幹部や党員は納得せず、「県連会長は辞めろ」などと罵声を上げ、壇上で数十人がもみ合った。
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 推薦を巡り、警察官が駆け付ける騒ぎがあった年次大会(福岡市で)c 読売新聞 推薦を巡り、警察官が駆け付ける騒ぎがあった年次大会(福岡市で)
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 県連の要請で警察官が会場の外に待機。休憩を挟んで議事が再開された後も、私服警察官が会場内で警戒した。今後、県連と支部が話し合うことになった。
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 大会後、松山政司・県連会長(参院議員)は報道陣に対し、「選挙区には色んな事情がある。機関決定に瑕疵があったとは思えず、方針は変わらない」と話した。