2015.05.04.

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桜島の噴火・回数昨年超え:箱根山大涌谷・火山性地震増加!

気象台が注意呼び掛け!

大涌谷ハイキングコース・閉鎖!


 鹿児島地方気象台は5月3日、活発な火山活動が続く桜島(鹿児島市)の爆発的噴火が、ことし4カ月余りで昨年1年間の450回を超えたと明らかにした。気象台は「活動が活発化している」として、降灰や噴石に注意するよう呼び掛けている。
 気象台によると、爆発は4月23日、400回に達し、5月2日午後11時50分ごろに451回目を観測した。桜島の爆発的噴火の最多記録は2011年の996回。
 桜島の昭和火口では13年8月18日、噴煙の高さが5千mに達する噴火が発生、鹿児島市などに大量の灰が降り、交通機関に影響が出た。




 気象庁は3日、箱根山(神奈川県箱根町)の大涌谷(おおわくだに)付近の浅い場所を震源とする火山性地震が増えていると発表した。突発的な蒸気噴出現象が発生する可能性があり、箱根町は同日、遊歩道「大涌谷自然研究路」を大涌谷の直径約300mの範囲で、周辺のハイキングコースも半径3kmの範囲で、それぞれ閉鎖することを決めた。



 気象庁は「直ちに噴火する兆しはみられない」として、噴火予報は「平常」を維持。立ち入り禁止区域以外の温泉地などには影響ないという。



 気象庁によると、4月1日以降の火山性地震は約150回で、特に4月26日から急増。そのうち、体に感じる揺れ(震度1相当)は四回だった。5月3日朝には、大涌谷近くの温泉施設で蒸気が勢いよく噴出しているのが確認された。

 箱根山では2013年にも5カ月間に約500回の火山性地震を観測するなど、活動が活発になることがあった。気象庁は四日に現地に職員を派遣して状況を調査する方針。