2015.05.05.

東京女子医大病院:2度目の特定機能病院・取り消し!

医は算術・算盤だけは達者!

カルテ改ざん・忍術を使っても利益を!


 厚生労働省は、東京女子医大病院と群馬大学病院の特定機能病院の承認取り消
しを決めました。東京女子医大病院が承認を取り消されるのはこれで2度目。



 「いずれの病院についても承認の取り消しが相当である。このような事態となったことは大変遺憾であります」(塩崎恭久厚労相)

 東京女子医大病院で事故が起きたのは2014年2月。首にできた小さなふくらみをとる手術を受けた当時2歳の男の子が、手術後、人工呼吸中の子どもへの使用が原則禁止されている鎮静剤「プロポフォール」を大人の限界量の2.7倍も投与され、死亡した。



 厚労省の専門家会議は、医師らがプロポフォールの使用方法について認識していなかったことや、投与にあたって家族の同意を得ていなかったことを問題視。

 東京女子医大病院が特定機能病院の承認を取り消されるのは、今回が初めてで
はなく、2001年、心臓手術を受けた小学6年の平柳明香さん(当時12)が人工心肺の装置トラブルで死亡。さらに、平柳さんのカルテが改ざんされる事件が起き、承認が取り消された。

 事故はなぜ繰り返されたのか。厚労省は今後、特定機能病院を承認する際の要
件の見直しも検討していくという。

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