2015.05.15.

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西都市・西都児湯医療C新病院:基本構想・計画を策定へ!

一時医師不足で事業中断!


 宮崎県西都市は、老朽化などの課題を抱えている西都児湯医療センターの施設整備のあり方を検討する。早期に選定方法を決め、コンサルタントに基本構想・基本計画策定業務を委託する。新病院の必要性を検証した上で、今年度中に基本構想・基本計画をまとめる。

 同センターは、救急医療を提供する公的医療機関として経営基盤の安定化・強化を図るため、現在の医療法人財団から地方独立行政法人への移行に向けた手続きが進められている。市がまとめた独法化への中期目標案にも新病院の必要性を含めた検討を市や関係機関と協議することが明記されている。

 センターの規模はRC造3階建て延べ3535u、病床数91床。1980年の完成で老朽化が進み、高度医療に対応できないなどの課題を抱えている。

 2012年度には医療法人が主体となって建設候補地を同市赤池地区の園田バイパス西側農地約2.7haに選定し、基本計画の検討を進めたが、医師不足などで事業を中断した。

 今回、独法化移行に伴い改めて市としての考え方をまとめる。今年度早期にコンサルタントに業務を委託する。業務では新病院の必要性を検証し、建設する場合の施設の役割、機能、規模、概算事業費、建設地などを盛り込んだ基本構想・計画を策定する。