2015.06.02.

辺野古への土砂搬出反対:全国連絡協・結成!

 名護市辺野古沿岸部の埋め立て用土砂の採取予定地周辺に所在する市民団体や地域住民は5月31日、奄美市内のホテルで「辺野古土砂搬出反対・全国協議会」を結成した。「一粒たりとも故郷の土を戦争に使わせない」をスローガンとし、土砂の搬出に反対する署名活動を展開する方針。

 国の計画では、辺野古沿岸部の埋め立てには沖縄本島のほかにも、香川▽山口▽福岡▽長崎▽熊本▽鹿児島−−の6県で採取した土砂を搬入する。

 協議会には防衛局が土砂採取を予定する県外7地区のうち、「瀬戸内地区」「門司地区」「奄美大島地区」周辺に所在する団体が出席。「五島地区」「天草地区」の団体も、協議会に参加の意向を示しているという。

 沖縄県議5人、鹿児島県議2人もオブザーバー参加した。

 採石地沿岸からの土砂流入で住民から漁業被害などの苦情が出ている土砂採取
予定地、同県奄美市住用町の市集落からも住民が参加した。

 結成会議には構成団体のメンバーのほか、県外からの土砂搬入規制条例制定を目指す沖縄県議5人ら計約30人が出席。協議会の共同代表に就いた「環瀬戸内海
会議」(本部・岡山市)の阿部悦子共同代表は「土砂の採取地に座り込み、辺野古
への搬出を阻止したい」とあいさつした。

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