川内原発1号機:7月4日にも原子炉に燃料入れか!

2015.06.17.

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157体の燃料集合体!
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 再稼働の前に必要な検査が進められている鹿児島県の川内原子力発電所1号機について、九州電力が7月4日にも原子炉に燃料を入れ始める計画。
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 川内原発1号機と2号機は去年、全国の原発で初めて原子力規制委員会から安全対策が国の新しい規制基準に適合していると認められ、ことし3月末からは1号機で先行して再稼働の前に必要な設備の検査が行われている。
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 九州電力によると、検査が予定どおりに進んだ場合、原子炉に燃料を入れる前に必要な検査を7月3日までに終え、4日にも、燃料棒を束ねた157体の燃料集合体を原子炉に入れ始める計画だという。
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 燃料を入れる作業には4日ほどかかり、原子力規制庁には燃料が炉内に適切に配置されているかを調べる検査を来月7日に行いたいという意向を伝えたという。
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 九州電力は、その後も配管や格納容器に漏えいがないかの検査などを受け8月中旬に原子炉を起動させたいとしている。
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 しかし、これまでも準備不足などで検査がたびたび遅れているため、燃料を入れる時期や再稼働の時期はさらに遅れる可能性がある。