佐賀県：大潮建設・営業許可取り消し処分！

唐津市肥前町漁港防波護岸整備工事で賄賂！
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　佐賀県は６月２３日、唐津市発注の公共工事をめぐり公契約関係競売入札妨害や贈賄の罪で役員が有罪判決を受けた大潮建設（唐津市鎮西町）に対し、建設業許可を取り消す処分を行った。
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　大潮建設は２０１４年７月、唐津市肥前町の漁港防波護岸整備工事の入札に絡み、当時の市幹部から事前に最低制限価格の情報を聞き出し、賄賂を渡したとして、役員らが同年１０月に逮捕された。役員は懲役２年（執行猶予４年）の判決を受け、刑が確定した。県は建設業法に基づき処分した。
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＜事実概要＞
（１）大潮建設（株）の代表取締役及び営業課長が、佐賀県唐津市発注工事の設計金額の内訳を唐津市役所職員より聞き出したとして、平成２６年１０月２２日、地方公務員法違反（そそのかし）容疑で佐賀県警に逮捕された。
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また、同市発注工事の入札前に同市役所職員が最低制限価格を類推できる金額を営業課長に漏らし、営業課長が代表取締役に伝えて落札し、入札の公正を害したとして、平成２６年１１月１１日、佐賀県警より公契約関係競売入札妨害容疑で再逮捕された。
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（２）今般、同社代表取締役及び営業課長は、平成２５年１０月から平成２６年７月に行われた同市発注工事の一般競争入札において、同市役所職員から最低制限価格を類推できる工事費内訳書のデータや金額などの教示を受けた見返りに、同年７月下旬ごろ、現金約１０万円を渡したとして、平成２６年１２月３日、佐賀、福岡両県警より贈賄容疑で逮捕されたものである。
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また、同社代表取締役及び営業課長は、平成２４年１２月に行われた同市発注工事の一般競争入札において、当時の同市建設部副部長より最低制限価格に関する情報の教示を受け落札し、入札の公正を妨害したとして、平成２６年１２月２４日、佐賀、福岡両県警より公契約関係競売入札妨害容疑で逮捕されたものである。
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また、同社代表取締役は、平成２６年８月上旬ごろ佐賀県唐津市発注工事の入札前に、当時の同市部長から最低制限価格の教示を受けた見返りに、他社の取締役とともに現金約１００万円を渡したとして、平成２７年１月１４日に佐賀県警に贈賄容疑で再逮捕されたものである。
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