中国造船業界・円安直撃：受注量で価格競争！

過去４年でレートが６８％も下落！
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船舶受注量はすでに中国を超えている！
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中国メディアの国際船舶網は６月９日、人民元に対して円安が進行したことで中国の造船メーカーが「かつてないほどの危機に直面している」と伝え、２０１５年における日本の造船メーカーの船舶受注量はすでに中国を超えていると紹介した。
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　記事は、投資銀行であるＪＰモルガンの関係者の話として、日本円の対人民元レートが約２０年ぶりの水準まで下落したことで、中国の造船メーカーの価格競争力が低下しているとの見方を示し、「中国の造船業界は今後、史上最大の危機に直面する可能性もある」と伝えた。
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　続けて、日本と中国の造船業界はばら積み貨物船の建造が中心であり、競合関係にあるとしたうえで、過去４年で日本円の為替レートが６８％も下落したことで日本の造船メーカーの価格競争力が高まっていると指摘。
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　さらに、中国メーカーが新しく建造したばら積み貨物船の競争力を保つためには価格を下げる必要があると伝え、円安を背景に価格競争力を高めた日本の造船メーカーが中国メーカーの市場シェアを奪うことになりかねないと報じた。
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　また、２０１５年における日本の造船メーカーの船舶受注量はすでに中国を超えていると伝え、人民元に対して円安が進行したことで中国の造船メーカーが「かつてないほどの危機に直面している」と論じた。