2015.07.17.

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土砂規制条例成立:菅官房長官が沖縄けん制!

どう運用するのか注視!
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知事の独善が自身の政治家生命を短命に!
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 菅官房長官は、沖縄県議会で埋め立てに使う土砂の県外からの搬入を制限する条例が可決・成立したことについて、「特定の事業を狙い撃ちしたものにならないようにすべきだ」と述べ、アメリカ軍・普天間基地の名護市辺野古沖への移設工事などに影響が出ないよう、沖縄側をけん制した。
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 「今回の条例というのは、外来生物に伴うリスクに対する総合的な対応の一環であるべきであって、特定の事業を狙い撃ちにしたものとならないよう、その運用等について慎重に見守っていきたい」(菅義偉官房長官)
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 今回の条例は、アメリカ軍・普天間基地の名護市辺野古沖への移設工事をけん制しようとする社民や共産などの与党側の賛成多数で可決・成立したものだが、菅長官は「どういうふうに運用していくか、そこに尽きる」と沖縄県側をけん制しました。
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 また、条例によって同様に工事スケジュールに遅れが出る可能性がある那覇空港の第二滑走路について、「沖縄県側の要請で工期を7年から5年10か月に前倒しをした。こうしたことについて、知事がどのように考えているか、ぜひ機会があったら伺ってみたい
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 条例案は7月13日午前、沖縄県議会で賛成多数で可決・成立した。11月1日から施行される。この条例はアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古沖への移設に反対する会派が提案したもので、翁長知事を支援する狙いがある。生態系に影響を及ぼす外来生物の侵入を防止するため、埋め立てに使う土砂を沖縄県外から搬入する際、沖縄県への届け出を事業者に義務づけている。
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 政府が計画する辺野古沖の埋め立てで使用する土砂は半分以上を沖縄県外から調達する予定で、条例では知事に土砂の持ち込み中止を勧告する権限が与えられるなど、辺野古の新基地建設への影響は必至今回の条例制定で工事に遅れが出る可能性もある。