2015.08.03.

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熊本県八代市・新庁舎建設基本構想:日建設計を特定!

15年度内に基本構想を成案!
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全体事業費約78億円!
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 熊本県八代市は、新庁舎建設基本構想作成業務公募型プロポーザルのヒアリング・プレゼンテーションを7月23日に開き、日建設計を特定した。プロポーザルには2者が参加した。
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 現庁舎の老朽化と耐震性能不足、施設の分散化などの課題解決に向け、新庁舎を建設する。建設地は八代東高校グラウンド跡地を含む現在の本庁舎敷地。市内部の試算では全体事業費約78億円を見込み、財源は積み立て基金と合併特例債を充てる。2015年度中に基本構想を策定し、16年度から基本設計に着手する。18年度の着工、20年度の事業完了を目指す。
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 同業務では、現庁舎の課題を整理し、上位計画や新庁舎整備基本方針を踏まえ、延べ床面積などの規模、構造や設備、防災拠点などの建築計画検討、窓口や執務室の空間計画を検討する。敷地利用や施設配置計画は3案程度をまとめる。また、概算事業費やランニングコストの算出、適切な事業方式、発注方式の検討、事業スケジュール、設計者選定の仕様書作成などを担当する。
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 市は、基本構想に市民の意見を反映させるため、市民各層の代表や有識者ら14人で構成する新庁舎建設市民検討委員会を設置し、8月19日に初会合を開く。年内に3回程度会合を開き、素案をまとめる。パブリックコメントを経て、15年度内に基本構想を成案させる考えだ。業務には委員会の支援も含まれる。履行期限は16年3月31日。
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