2015.08.07.

アクセスカウンター

玉名地域医療協:中央病院と医療C・統合!

15年度中に基本計画!
.
基本計画策定業務はアイテック!
.
.
 熊本県北地域の拠点病院建設計画を検討する玉名地域医療体制づくり検討協議会(会長・高嵜哲哉玉名市長)は第4回会合を開き、公立玉名中央病院と玉名地域保健医療センターを統合した新病院を建設し、和水町立病院をサテライト病院と位置付けた地域医療体制を検討することを確認した。
.
 2015年度中に基本構想・基本計画を策定し、16年度から基本設計など具体的な建設事業着手を目指す。
.
 熊本県北地域の公立病院医療体制は、公立玉名中央病院(302床)、玉名地域医療センター(150床)、和水町立病院(98床)の3病院で計550床を持つ。

関係自治体の首長や議会、各医療機関の代表らで組織する同協議会は、策定中の県の地域医療構想と整合性を図りながら、3病院の経営統合による再編・ネットワーク化で新たな医療体制の構築を検討している。
.
 3病院のうち、公立玉名中央病院は老朽化や耐震性能不足などから建て替えが検討されている。協議会では、和水町立病院をサテライト病院と位置付けて回復期、慢性期、健診の機能を持たせる。新病院の計画では、1期工事で玉名中央病院を建て替え、玉名地域医療センターを耐用年数まで活用し、2期工事で建て替える案と両施設を統合した新病院を建て替える案を検討した結果、慢性期患者の調整、介護施設への移管などの面から2病院を統合した新病院建設の方針を確認した。
.
 新病院には急性期、回復期、地域包括ケア、健診の機能を持たせる。具体的な診療機能、病床数などは県の地域医療構想を参考に今後検討する。10月に予定されている次回会合で建設規模、概算事業費、長期収支計画、建設地などの素案が示される見通しだ。
.
 3病院の経営統合は地方独立行政法人化を基本に協議し、18年度設立を目指す。建設工事の事業主体は新法人となり、順調にいけば、18年度に工事を発注し、19年度の完成、20年度開院の予定。基本構想・基本計画策定業務はアイテックが担当している。
.