2015.09.16.

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中国海軍対策:沖縄東海岸に軍監視システム敷設・日米!

新型潜水艦・音響監視システム!
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南西諸島の太平洋側を広範囲にカバー!
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海洋進出を強める中国海軍対策で海上自衛隊と米海軍が、うるま市の米海軍ホワイトビーチ基地内にある海自沖縄海洋観測所を拠点に南西諸島の太平洋側を広範囲にカバーする最新型潜水艦音響監視システム(SOSUS)を敷設、日米一体で運用していることが分かった。
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 東シナ海、黄海から太平洋に出る中国潜水艦を探知可能。冷戦時代、日米が津軽、対馬海峡に旧ソ連潜水艦監視用の旧型SOSUSを設置したことは判明していたが、対中国にシフトした新システムの存在が明らかになったのは初めて。
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9月11日の沖縄タイムスが社説の中でも取り上げている。
海上自衛隊と米海軍が、うるま市の米海軍ホワイトビーチ内にある海自沖縄海洋観測所を拠点に、南西諸島の太平洋側を広範囲にカバーするSOSUSを敷設し、日米一体で運用していることが分かった。
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 「日米安保体制の最高機密」とされ、概要を知るのは首相や防衛相ら限られた要人のみ。国会での議論も、地元・うるま市や県への説明もない。防衛省の河野克俊統合幕僚長は10日の記者会見で、システムに関し「コメントは控える」と述べ、「機密」のベールに包まれたままだ。
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 海洋進出を強める中国海軍への対策とみられるが、監視機能の強化が、逆に不要な緊張を高める懸念は払拭できない。何かあれば最も影響を受けるのは、拠点が置かれている沖縄だ。
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 SOSUSは海底にケーブルを敷設し、水中聴音機などで潜水艦が出す音響や磁気データを収集、動向を監視する仕組み。海自沖縄海洋観測所から九州南部と台湾沖まで、ケーブルがそれぞれ数百キロ延びる。
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 収集した情報は、海自と米海軍で完全に共有しており、万が一、台湾海峡有事などが発生した場合、米軍の武力行使に直接使用される恐れがある。集団的自衛権行使を可能にする安全保障関連法案を、先取りするような動きだ。
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