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   2016.02.15.
 八代市新庁舎・素案:事業費試算134億円!  
   

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規模は延べ2.3万㎡を想定!
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 熊本県八代市は、市議会新庁舎建設に関する特別委員会に新庁舎基本構想の素案を示した。 想定規模は庁舎の基本機能やまちづくり機能を合わせて延べ2万3500㎡とし、概算事業費は 134億円(税込み)を試算した。市は、議会の意見や市民へのパブリックコメントなどを踏ま え、2015年度内に基本構想を策定する方針を改めて示した。
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 現庁舎の老朽化と耐震性能不足、施設の分散化などの課題解決に向け、新庁舎を建設する。 建設地は八代東高校グラウンド跡地を含む現在の本庁舎敷地に決めている。
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 基本構想策定業務は日建設計が担当、別途に学識経験者や地域、関係団体の代表、市民公募 委員の14人で構成する新庁舎建設市民検討委員会を設置し、協議を進めている。
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 市のたたき台では、庁舎基本機能のほか防災対策本部や備蓄倉庫などの防災拠点機能、ワンストップ窓口やプライバシー保護のための個室相談室の設置、市民が活用できる多目的スペース、市民情報コーナー、キッズスペースなどまちづくり拠点機能を加え、想定規模は延べ2万3500㎡とした。
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 工事費は他の自治体の事例などを参考にした単価に建設予定地の地盤の状況などを踏まえ、 1㎡当たりの工事単価を50万円とし、概算建築工事費を117億5000万円と試算した。
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 このほか、外構、解体工事に約10億円、設計、地盤調査、引っ越しなどに約7億円を想定 し、全体事業費は134億円とした。財源には合併特例債97億円、基金26億円、
一般財源11億円を充てる計画だ。
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 特別委では、事業費や施設規模の大きさを指摘する意見が出され、引き続き審議することを 確認。
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