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   2016.03.10.
   鳥栖三養基環境組合:新ごみ処理施設・策定費計上!  
   
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2024年春の稼働を目指す!
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 佐賀県の鳥栖三養基西部環境施設組合(鳥栖市、みやき町、上峰町で構成)は、2016年度第1回定例議会を開き、16年度予算案を議決した。新ごみ処理施設建設に向け、整備基本計画策定等業務委託費1200万円(17年度までの債務負担800万円)、環境影響評価業務委託費700万円(19年度までの債務負担1億1600万円)を盛り込み、16年度から業務に着手する。
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 新ごみ焼却施設の建設は、県の広域化計画に沿って同組合に神埼市、吉野ヶ里町が加わり、2市3町で進める。近く各首長がメンバーとなる佐賀県東部ブロックごみ処理施設建設協議会を設置し、負担金割合などの調整を進める。順調にいけば、18年1月にも建設・運営主体となる一部事務組合を設立する。
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現施設「鳥栖・三養基西部溶融資源化センター・リサイクルプラザ」の設置期限は2023年度まで。建設する際、後継施設は鳥栖市内に設けることを1市2町で申し合わせていた。
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候補地は市内から久留米方面に向かう県道17号線の真木町交差点から西に約500メートル入った市衛生処理場敷地内で約1・8ヘクタール。2004年に現施設が稼働するまで市単独で使っていた焼却施設が残っており、解体して最新型の施設を造る。
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 16年度は、新ごみ処理施設のコンセプトや処理規模、処理方式、事業方式などの建設概要や稼働後の維持管理基本方針などを盛り込んだ施設整備基本計画の策定に着手する。現段階では、処理能力日量170t程度のごみ焼却施設とリサイクルプラザの整備が検討されている。また、佐賀県環境影響評価条例に基づき環境影響評価手続きを進める。
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16年度は配慮書の作成を進める。24年度の稼働開始を目標としており、整備事業者の選定などを経て20年度の着工を目指す。建設候補地は鳥栖市真木町の市衛生処理場敷地内約1.8ha。地元住民の同意は得られている。
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